この記事の3ポイント
1回の配信時間と、眼鏡の有無を整理する
ケーブルが机やマイクアームに干渉しないか
重低音の強さだけで選ぶ
配信用ヘッドホンやイヤホンは、音楽を気持ちよく聴くためだけでなく、ゲーム音や通話音をマイクに戻さず、自分の声と配信音に異常がないかを長時間モニターする道具です。価格の高さよりも、装着したまま話しても顎や耳が痛くならないこと、ケーブルが操作を邪魔しないこと、遅延なく安定して聞けることを優先します。
購入前には、現在のマイクでスピーカー再生した場合と手持ちイヤホンを使った場合を各30秒録音し、音の回り込みが本当に問題かを確認します。無線は便利ですが、遅延、充電切れ、再接続先の誤りが配信中の事故になります。対応方式や同時接続の仕様は製品ごとに変わるため、メーカーの公式情報を確認します。
音漏れに加え、装着感とモニター経路も確かめる
密閉型は音漏れを抑えやすい一方、蒸れや締め付け(側圧)が負担になることがあります。候補を装着して普段の声量で10分以上話し、耳、頭頂部、眼鏡との干渉を確認します。自分の声が聞こえにくく大声になる場合は、OBSやオーディオ機器のモニターを闇雲にオンにせず、遅延の少ない直接モニターが使えるか確認します。
OBSでは『オーディオの詳細プロパティ』にある音声モニタリングの設定を変更すると、同じ音が二重に返ることがあります。試す前に現在値を画面記録し、1つの音源だけ変更して短い録画を行います。二重音や遅延が出たら、対象音源のモニタリングを元の値に戻し、出力先デバイスも変更前に戻します。画面名は版で変わり得るため現在の公式案内も確認します。
- 1時間装着しても耳や眼鏡が強く圧迫されない
- マイクにゲーム音や通話音が戻らない
- 片耳だけ外さなくても自分の声量を保てる
- 切断時に配信音が意図しない機器に切り替わらない
有線と無線をトラブル時の復旧しやすさで比べる
有線は接続が分かりやすい反面、端子規格、延長、ケーブルノイズを確認します。無線は配信PCと別端末の接続履歴を整理し、配信中に自動でスマートフォンに移らないようにします。音が消えたときは、OBSのメーター、OSの出力先、ヘッドホン本体の順に確認できるよう手順をメモします。
予備として手持ちの有線イヤホンを手の届く場所に置くと、無線の充電切れでも配信を継続できます。切り替え後は配信に音が出ているかを短い録画またはモニターで確認し、焦って複数の出力設定を同時に変えません。
配信用ヘッドホンを試して選ぶ流れ
- 1回の配信時間と、眼鏡の有無を整理する
- ゲーム・歌・雑談のうち最も細かく確認したい音を決める
- 有線と無線の遅延・充電切れリスクを比べる
- 普段の音量でマイクに音漏れしないか録音する
- 長時間装着し、耳や頭が痛くならないか確認する
購入前に比べたい装着感と接続条件
- ケーブルが机やマイクアームに干渉しないか
- 左右の定位と小さなノイズを確認しやすいか
- 交換できるイヤーパッドがあるか
- 無線の場合は遅延と同時充電の可否
配信で使いにくい選び方
- 重低音の強さだけで選ぶ
- 開放型の音漏れを確認しない
- 短時間の試着だけで長時間配信に使う
- Bluetooth接続を歌唱モニターに無条件で使う
よくある質問
イヤホンでも配信できますか?
できます。軽さや眼鏡との相性を優先したい人に合う場合があります。耳にかかる負担とケーブルの擦れ音を確認してください。
無線ヘッドホンは避けるべきですか?
雑談など遅延が気になりにくい用途では選択肢です。歌、リズムゲーム、細かな音合わせでは遅延を実機で確認します。






