この記事の3ポイント
デビュー、周年、商品告知など絵の主目的と公開日を1つ決める
モデル制作者以外が描くことを契約上許可されているか
ポーズだけ指定し画像の目的と公開場所を伝えない
キービジュアルは、設定を確認する立ち絵ではなく、デビューや周年企画の印象を1枚で伝える告知素材です。先に人物のポーズを決めるのではなく、SNS告知、動画サムネイル、待機画面、印刷物など使用先を列挙し、最も重要な1用途を主目的にします。1枚ですべてに完全対応させると、どの媒体でも顔や文字が小さくなります。
発注時は背景付き完成版だけでなく、人物透過、背景のみ、文字なしなど再配置に必要なデータを相談します。ただし編集できるデータやレイヤー分けが常に含まれるとは限りません。用途、加工、商品化、クレジット、実績公開の条件を見積もり前に確認し、合意した納品物を依頼書に残します。
用途表から構図と余白を逆算する
各媒体について、縦横比、最小表示サイズ、文字を置く場所、切り抜かれる可能性を書きます。SNSの横長告知で日付を左に置くなら、人物の顔と手を右側の安全な範囲に収めます。正方形アイコンや縦長ポスターにも使う場合は、同じ絵から切れる範囲をラフ段階で枠線を使って示してもらいます。
モデル資料は全身図だけでなく、目、髪飾り、衣装模様など省略してほしくない箇所を3点程度に絞ります。参考画像は「色合い」「視線」「光」のように採用したい要素を言葉で添え、既存作品の模倣を求めません。
- 主用途:最優先の公開場所と公開日
- 展開先:横長、正方形、縦長、印刷の有無
- 固定要素:顔、ロゴ、日時、商品名の位置
- 納品候補:背景付き、人物透過、文字なし、縮小版
ラフと納品時に実際の表示サイズと切り抜きを確認する
ラフ確認では好みだけでなく、サムネイルの小さな表示でも表情が分かるか、告知文を置く余白があるか、各比率で手や装飾が不自然に切れないかを確認します。公開後に日付を変える予定があるなら、文字を画像に固定するか、別レイヤーや文字なし版で受け取るかを決めます。
納品後は想定するSNS投稿、動画サムネイル、配信画面に仮配置し、色、解像度、透過、ファイル名、差分の対応を確認します。印刷を含む場合は、必要な仕様を利用する印刷先にも確認します。
キービジュアルを依頼して検収する流れ
- デビュー、周年、商品告知など絵の主目的と公開日を1つ決める
- SNS、チャンネル、待機画面、印刷など使う媒体と縦横比を列挙する
- モデル資料、ロゴ、ブランドカラー、必ず守るデザイン要素を渡す
- ラフで顔、名前、告知日を置く余白とトリミング範囲を確認する
- 人物透過版、背景版、文字なし版と、各用途の利用条件を検収する
見積もり前に決めておく利用範囲
- モデル制作者以外が描くことを契約上許可されているか
- 縦長・横長・正方形に切り抜いても顔と名前が残るか
- 告知、動画、広告、グッズのどこまで利用できるか
- 公開解禁日と制作者による実績公開のタイミング
再利用しにくくなる依頼
- ポーズだけ指定し画像の目的と公開場所を伝えない
- デビュー日を直接描き込み、公開後に再利用できなくする
- 完成後にロゴ用の大きな余白や人物透過を求める
- グッズ化を後から当然の用途として追加する
公開場所と再利用を明示して、幅広く使える一枚絵を依頼する
デビュー告知だけに合わせた1枚は、日付を外せない、別比率に切り抜けない、印刷利用が許可されていないため、その後に使えないことがあります。媒体と納品データを先にそろえて依頼すれば、最初のイラストを活動の中で長く使えます。
掲載先ごとのサイズと納品データを決めてから依頼したい場合に、キービジュアルの制作先を確認できます。外部サービスへのリンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
キービジュアルを頼める依頼先を見る →よくある質問
立ち絵があればデビュー用キービジュアルは不要ですか?
必須ではありません。立ち絵に背景やロゴを組み合わせる方法もあります。企画の場面や感情を1枚で伝えたい場合に新規イラストを検討します。
ロゴとイラストはどちらを先に依頼しますか?
モデルの基本デザインを確定し、ロゴとキービジュアルの両制作者に、配置と色を共有します。並行する場合は、ロゴの予定サイズと余白だけ先に合意します。
文字入れもイラストレーターに頼みますか?
対応範囲は制作者によります。別のデザイナーが文字を入れる場合は、加工許可と余白を確認し、文字なしデータを受け取ります。






