歌・動画

VTuberオリジナル曲の依頼方法|作詞・作曲・歌唱・権利を整理

『自分らしい曲』を具体化し、作詞、作曲、編曲、仮歌、MIX、公開後の利用範囲を工程ごとに決めます。

先に結論オリジナル曲は、好きな曲を挙げるだけでなく、誰に何を伝える曲か、声域、使う場面、希望する長さを伝えます。作詞からMVまで一括か分業かを決め、各工程の納品物と権利を確認します。
短い動画の構成を複数の画面で組み立てる編集者
まずはここだけ

この記事の3ポイント

01最初にすること

記念曲、自己紹介曲、ライブ曲など目的を1つ決める

✓確認ポイント

修正できる工程と回数

!避けたいこと

参考曲を丸ごと再現する依頼にする

オリジナル曲を依頼するときは、好きな曲を数本送って完成を待つだけでは、意図が十分に伝わりません。記念曲、自己紹介曲、ライブの定番曲など主目的を1つ決め、誰に何を伝えるか、歌える音域、公開日、使用場面を制作チームで共有します。作詞、作曲、編曲、仮歌、録音、MIX、マスタリング、映像を分業するなら、工程間の受け渡しが重要です。

著作権や利用許諾の扱いは、担当者、契約、利用方法によって異なります。配信、音源販売、ライブ、広告、カラオケ、二次利用、権利管理への登録など希望用途を先に一覧にし、誰が何を許諾できるかを書面で確認します。文化庁が公開している契約支援情報や法令を参考にしつつ、個別契約は必要に応じて専門家に相談します。

曲の役割・声域・制作工程を1枚にまとめる

企画書の最初に「1周年ライブの最後に、初めて聴く人にも活動の歩みが伝わる前向きな曲」のような役割を書きます。参考曲は、テンポ、楽器、サビの開放感、歌詞の距離感など好きな要素を分解し、似せたくない点も示します。普段無理なく歌える最低音と最高音はテスト音源で共有します。

各工程について、担当者、確認するもの、修正回数、次工程に渡す形式を決めます。歌詞確定後に曲構成を大幅変更すると録音や映像に影響するため、歌詞案、短いデモ、フル尺デモ、録音、最終音源の節目ごとに承認します。

  • 企画:曲の目的、聴き手、公開日
  • 音楽:声域、テンポ、楽器、避けたい表現
  • 工程:担当者、確認内容、承認期限、納品形式
  • 展開:配信、販売、ライブ、映像、広告の予定

利用場面ごとの権利条件を書面で合意する

「商用利用可」だけで終わらせず、音源販売の分配、ライブでの歌唱、映像への同期、短尺動画への編集、インスト版の配布、第三者への映像制作委託など予定する行為を列挙します。クレジット、実績公開、原盤データ、未公開デモの扱いも確認します。

契約書の用語を自己判断で置き換えず、不明な権利や登録手続きは相手と公式情報を確認します。将来の用途が未定なら、追加許諾を相談する窓口と条件を残します。

順番に進める

目的と音域を伝えてオリジナル曲を制作する

  1. 記念曲、自己紹介曲、ライブ曲など目的を1つ決める
  2. 伝えたい内容、避けたい表現、参考曲の好きな要素を言葉にする
  3. 歌える音域と録音環境を共有する
  4. 作詞・作曲・編曲・仮歌・MIX・マスタリングの担当を分ける
  5. 配信、販売、ライブ、カラオケ、二次利用の条件を文面で合意する
ここを確認

修正工程・納品データ・権利管理・クレジット

  • 修正できる工程と回数
  • インスト版、ステム、歌詞データを受け取れるか
  • 著作権管理や配信登録を誰が行うか
  • クレジットと制作者の実績公開時期
失敗を避ける

参考曲の再現や音域未確認で制作を進めない

  • 参考曲を丸ごと再現する依頼にする
  • 自分の音域を確認せず高いキーで進める
  • 完成曲の利用場所を動画投稿だけに限定してしまう
  • MV納期と楽曲完成日を同じ日にする
迷いやすい点

よくある質問

歌詞と曲は同じ人に頼むべきですか?

一括なら意図を共有しやすく、分業なら得意な作家を選べます。分業する場合は、文字数、構成、仮メロに加え、どの段階の修正を誰が担当するかを決めます。

著作権譲渡は必要ですか?

必須とは限りません。予定する配信、販売、ライブ、編曲などに必要な利用許諾が得られるかを確認し、譲渡の必要性は用途で判断します。

音楽制作の権利・契約を確認できる公式ページ

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