配信準備

VTuber配信で声と映像がずれるときの直し方|遅延補正の手順

マイク、ゲーム、モデルのどこでずれが生じているかを録画で確かめ、基準を一つ決めて補正します。

先に結論手をたたく音など基準が分かる動作を録画し、声、ゲーム、モデルのどれが先か確認します。遅れている側にさらに遅延を足さず、基準音に合わせて1つのソースずつ遅延を調整します。
配信画面の素材を見やすく組み合わせたレイアウト
まずはここだけ

この記事の3ポイント

01最初にすること

配信と同じ機器・ソフトを起動し、手拍子などを録画する

✓確認ポイント

自分のモニター音ではなく録画で確認しているか

!避けたいこと

感覚だけで大きな補正値を入れる

声と映像のずれは、配信先全体の視聴遅延と、同じ録画内で口・声・ゲーム音の時刻が合わない同期ずれを分けて確認します。まずOBSのローカル録画で手拍子など瞬間が分かる動作を撮り、どのソースが先でどれが遅いかを判定します。遅れている側にさらに遅延を足すと悪化するため、1つの基準に対して早い側を待たせる考え方で調整します。

固定値で直るずれと、時間とともに広がるずれでは原因が違います。調整前にOBSの『オーディオの詳細プロパティ』にある同期オフセット、対象映像ソースのフィルター、機器接続、サンプルレートを記録します。画面名や利用可能なフィルターはOBS版で変わるため現在の公式資料を確認し、複数ソースに同時に補正を入れません。

手拍子録画で、マイク・モデル・ゲームのどれが先か確認する

本番と同じマイク、モデル表示ソフト、ゲーム機器を起動し、OBSで30秒録画します。カメラまたはモデルの前で3回手をたたき、同時に『はい』と発声し、ゲーム側でも入力と効果音の対応が分かる操作を入れます。自分のモニター音ではなく録画ファイルをコマ送りできる環境で見て、映像の接触、マイク音、モデルの口、ゲーム音の順番を記録します。

モデル表示ソフト内でも口だけ遅いなら、OBSより先に追跡・音声連動の設定を確認します。ゲーム映像とゲーム音だけがずれるならキャプチャー経路、マイクとすべての映像が固定量ずれるならOBS内の補正が候補です。配信先でだけ全体が遅い場合は通常の視聴遅延と混同せず、ローカル録画と比較します。

  • ローカル録画にも同じずれがあるか
  • 開始直後と30分後で差が同じか広がるか
  • 無線ヘッドセットを有線に替えると変わるか
  • モデル表示ソフト内ですでに口が遅れていないか

早いソースだけを小刻みに遅らせ、同じ手順で再録画して判定する

マイク音が映像より早い場合は、OBSの『オーディオの詳細プロパティ』で対象音声の『同期オフセット』に相当する値を小さく変更します。映像が早く音声が遅い場合は、対象映像ソースの『フィルタ』にある遅延用フィルターが利用環境で適切か公式資料を確認します。値を入れる前のゼロまたは現在値を必ず記録します。

変更後は同じ手拍子を3回録画し、改善量を比較します。直らなければ値を元に戻し、別のソースに補正を重ねる前に機器と取り込み経路を見直します。開始時は合うのに時間とともに広がる場合、固定オフセットでは解決しないため補正を戻し、無線機器、負荷、機器側クロック、サンプルレートの違いを1つずつ切り分けます。

順番に進める

基準音を録画して遅れているソースを特定する

  1. 配信と同じ機器・ソフトを起動し、手拍子などを録画する
  2. マイク、カメラ追跡、ゲーム映像のどれが先か確認する
  3. 1つを基準にし、必要なソースだけに遅延を設定する
  4. 録画を再生して細かく調整する
  5. PC再起動後と長時間利用後にも同じずれか確認する
ここを確認

録画・無線・キャプチャー・配信遅延を区別

  • 自分のモニター音ではなく録画で確認しているか
  • 無線機器による遅延が変動しないか
  • ゲーム機のキャプチャー遅延が含まれているか
  • 配信先の視聴遅延と音ずれを混同していないか
失敗を避ける

補正値を一度に動かして原因を見失わない

  • 感覚だけで大きな補正値を入れる
  • すべての音声に同じ遅延を足す
  • 短い録画一回だけで判断する
  • 機器を変えた後も以前の補正を残す
外注を検討したい場面

録画を見ながら、ずれている経路だけを補正する

声、モデル、ゲームの3つがあると、どれを動かせば合うか自分では判断しにくくなります。基準動作を録画して一緒に確認してもらえば、視聴遅延と音ずれを混同せず必要な箇所だけ直せます。

音ずれの切り分けや補正に対応する相談先を、扱える機器・ソフトから探せます。外部サービスへのリンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

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迷いやすい点

よくある質問

配信開始直後は合っているのに、後からずれるのはなぜですか?

固定補正ではなく、無線接続、負荷、機器のクロックなどで遅延が変動している可能性があります。長めに録画し、時間とともに広がるか確認します。

モデルの口だけ声より遅れる場合は、どう直しますか?

顔追跡、音声連動、モデル処理の遅延を確認します。OBS側で映像全体を動かす前に、モデル表示ソフト内でも遅れるか比較します。

01機材・ソフトVTuberの配信ソフトは何を選ぶ?OBSを基準に比較する項目無料か有料かだけでなく、モデル表示、音声、配信先、サポート情報から選びます。→02配信準備VTuber向けOBS初期設定|最初の配信前に確認すること映像・音声・配信先・録画・緊急画面を、配信事故を防ぐための順番で設定します。→03配信準備OBSで声やゲーム音が二重に聞こえるときの直し方同じ音を二重に取り込んでいないか、モニター出力が重なっていないか、スピーカーの音をマイクが拾っていないかを順に確認します。→