この記事の3ポイント
モデルで面積の大きい色と、印象づけたい色を抽出する
色覚特性が異なっても重要情報を区別できるか
モデルの色をすべてブランド色に指定する
ブランドカラーとフォントは、素材を同じ色に塗るための規則ではなく、別々の制作者が作ったものに、同じ活動らしい統一感を持たせるための共通基準です。モデルの色をそのまま主役色にすると、背景と同化して読みにくい場合があります。ロゴ、配信画面、サムネイル、告知画像で『何に使う色か』を役割ごとに決めます。
最初に必要なのは色を増やすことではありません。主役色、背景色、文字色、注意を示す色を決め、明るい背景と暗い背景の両方で文字が読めるか縮小して確認します。フォントは見出し用と本文用の2系統から始め、利用規約、商用利用、動画・画像への埋め込み可否を配布元の公式情報で確認します。条件は変更されることがあるため、確認日と入手先も残します。
配信画面とサムネイルで崩れない色の役割表
色コードだけでなく、使用面積と用途を記録します。主役色は見出しや枠、補助色は背景の区別、注意色はライブ開始や重要表示に限定します。すべてを高彩度にすると視線の優先順位が消えるため、本文の背景は落ち着かせます。白黒表示にしても見出しと本文が区別できるか、スマートフォン幅でタイトルが読めるかを確認します。
モデルの髪色と背景が近い場合は、モデル自体を変更する前に、背面に薄い縁取りや半透明の面を置いて分離します。ゲームごとに背景色が変わる配信では、1つの画面だけで判断せず、明るいゲーム、暗いゲーム、雑談背景の3種類に仮置きします。問題が出た案は削除せず、比較画像と不採用理由を残すと再発注時に役立ちます。
- HEXまたはRGBの値と、使う場所を同じ表に書く
- 本文色と背景色は小さい文字で読める組み合わせを選ぶ
- 色だけで状態を示さず、文字や形も併用する
フォントの権利と代替フォントを先に決める
フォント名、配布元、ライセンスの確認日、使用する媒体を記録します。『商用利用可』でも、ロゴへの加工、グッズ印刷、配信ソフトへの組み込み、第三者の制作者への共有条件が同じとは限りません。判断できない場合は配布元の公式規約を確認し、制作者にフォントファイルそのものを無断で渡さず、相手側でも正規に利用できるか相談します。
端末にフォントがないと編集画面で別書体に置き換わるため、最終画像は文字を画像化した版も受け取り、編集用データでは使用書体を明記します。配信中のテロップなどリアルタイム表示には、読みやすい標準的な代替書体を決めます。問題が起きたときは、元データを保存したまま、複製したデータのフォントを代替書体に置き換え、行送りと文字切れを再確認します。
色とフォントの基準を作る手順
- モデルで面積の大きい色と、印象づけたい色を抽出する
- 背景用・文字用を含め、明暗差のある配色に整える
- 小さな画面でも読める本文用フォントを選ぶ
- ロゴ、配信画面、サムネイルでの使用例を1枚にする
- 白背景と暗い背景の両方で見え方を確認する
配信画面での見え方を確かめる
- 色覚特性が異なっても重要情報を区別できるか
- 使用フォントが配信・動画・グッズに利用できるか
- モデルの顔より装飾が目立っていないか
- 色コードとフォント名を正確に共有できるか
素材の統一感を損なう決め方
- モデルの色をすべてブランド色に指定する
- 細い装飾書体を本文にも使う
- 制作者ごとに違う参考画像を渡す
- 画面の読みやすさより世界観を優先する
別々に作った素材を、使い回せるデザイン基準としてまとめる
ロゴや配信画面を個別に依頼する前に色と文字のルールを整えると、後から素材を追加しても雰囲気が崩れにくくなります。モデル画像と活動内容を渡し、実際の配信画面で使える組み合わせを提案してもらえば、必要な基準を一度に整理できます。
色や文字の基準を1つの資料にまとめたい場合は、ブランドデザインを相談できる依頼先を確認できます。外部サービスへのリンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
ブランドデザインを相談できる依頼先を見る →よくある質問
モデルと同じ色だけを使えば統一できますか?
同じ色だけでは文字が埋もれることがあります。モデルを引き立てる背景色と、情報を読ませる文字色も用意します。
無料フォントは商用配信にも使えますか?
フォントごとに条件が異なります。動画、ライブ配信、ロゴへの組み込み、グッズ利用を分けて規約を確認してください。







