この記事の3ポイント
金銭、商品、招待、継続関係など提供内容を整理する
PR表記が省略表示でも読めるか
概要欄の末尾だけに書く
商品、報酬、招待などの提供を受け、広告主が投稿内容に関与する案件では、視聴者が広告であると判断できる表示を分かりやすい場所に出します。概要欄の末尾だけでは、ライブ途中から来た人やSNSの一覧だけを見る人には伝わりません。配信タイトル、冒頭の口頭説明、画面表示、投稿本文など、媒体と表示方法に合わせて、複数の場所で示すことを検討します。
具体的な表示義務は契約、媒体、内容によって異なります。広告主から指定された文言だけで確認を済ませず、消費者庁の最新案内と利用するプラットフォームの有料プロモーション機能・規約を確認してください。無償提供でも関係性の開示が必要となる場合があるため、「お金を受け取っていないから広告ではない」と自己判断しません。
視聴者の目に入る場所ごとに広告だと示す
ライブ配信では、タイトルまたはサムネイル、開始直後、画面上の表示、概要欄を確認します。途中参加者が多い場合は、話題を切り替える時にも短く説明します。短いSNS投稿では、続きを読む操作をしなくても広告であることが分かる位置に「PR」「広告」など明確な語を置きます。曖昧な感謝表現や大量のタグに埋もれさせるだけで十分かは、公式案内を基準に判断します。
提供内容と発言の自由度も契約前に確認します。商品を受け取っただけか、報酬があるか、台本や修正指示があるか、公開前確認があるかを記録します。否定的な感想を言えない条件、競合商品の長期制限、二次利用、切り抜き広告への転用がある場合は、表示方法とは別に、契約条件として慎重に検討します。
公開後も表示が残るか確認する
予約投稿、モバイル表示、アーカイブ、切り抜き、引用投稿では、元の表示が省略されることがあります。公開後に別端末で実際の見え方を確認し、アーカイブ冒頭の説明が残っているか、概要欄が折り畳まれても関係が分かるかを見ます。広告主が素材を別媒体で再利用する場合、その媒体でも適切な表示を行う担当を契約で確認します。
提供関係を整理してPR表記を公開するまで
- 金銭、商品、招待、継続関係など提供内容を整理する
- 広告主が内容の決定に関与する範囲を確認する
- タイトル・画面・冒頭・本文で表示する言葉を決める
- プラットフォームの有料プロモーション設定を確認する
- 投稿後も表示が消えていないか確認する
小さい表示や途中視聴でも広告と伝わるか
- PR表記が省略表示でも読めるか
- ライブ途中から見た人にも伝わるか
- 過去の投稿に追記が必要か
概要欄末尾や広告主の指定だけに頼らない
- 概要欄の末尾だけに書く
- 商品提供を広告関係ではないと決めつける
- 広告主の指定文だけで法令・規約確認を終える
よくある質問
自分で買った商品の感想にもPR表記が必要ですか?
事業者の依頼や関与がなく、自主的な感想であれば通常は同じ扱いではありません。関係がある場合は分かるように示します。
『提供』だけで十分ですか?
表示全体を見て、広告であることが明瞭かを判断します。媒体、契約、提供内容に応じて『広告』『PR』など分かりやすい言葉を選びます。





