配信準備

OBSのシーンと設定をバックアップする方法|更新・移行前の備え

シーンコレクションとプロファイルだけでなく、外部素材やプラグインも分けて保存します。

先に結論OBS内のシーンコレクションとプロファイルを書き出すだけでなく、参照している画像・動画・音声も同じフォルダー構成で保存します。別の場所に復元して、ファイルが見つかるか確認します。
配信画面の素材を見やすく組み合わせたレイアウト
まずはここだけ

この記事の3ポイント

01最初にすること

シーンコレクションとプロファイルを分かる名前で書き出す

✓確認ポイント

ストリームキーなどの秘密情報を共有していないか

!避けたいこと

設定ファイルだけ保存し素材を忘れる

OBSのバックアップは、シーンコレクションだけでは完結しません。配信先や映像設定を持つプロファイル、シーンが参照する画像・動画・BGM、フォント、必要なプラグインを分けて記録します。書き出しが完了しただけでは十分ではありません。元の設定を上書きしないよう別名で読み込み、素材切れや機器名の違いがないことまで確かめておきましょう。

OBSの版やOSでメニュー名、保存範囲、プラグイン互換性は変わります。『シーンコレクション→エクスポート』と『プロファイル→エクスポート』に相当する現在の公式手順を確認し、秘密情報が含まれる可能性を前提に安全な場所に保管します。更新直前の1世代だけでなく、正常動作を確認した世代を上書きせず残します。

シーンコレクションとプロファイルに含まれない素材を一覧にする

OBSで使用中のシーンコレクションとプロファイルに日付と用途が分かる名前を付け、それぞれをエクスポートします。次に全シーンを開き、画像、メディアソース、ブラウザーソース、BGM、フォント、キャプチャー機器、プラグインを一覧に記録します。外部ファイルは書き出しデータに自動同梱されると仮定せず、利用規約で複製可能な素材だけを同じフォルダー構成で別媒体に保存します。

配信キーや認証付きURLなどの秘密情報が含まれる可能性があるため、バックアップを共同制作者にそのまま渡しません。共有版が必要なら認証情報を外し、受け手が必要な素材だけに分けます。削除や更新を始める前に、エクスポートファイルと素材フォルダーの双方が別の保存先に存在し、読み取り可能か確認します。

  • シーンコレクションとプロファイルを別々に保存したか
  • 画像・動画・音声・フォントの参照元を控えたか
  • プラグイン名、版、公式入手先、対応OSを記録したか
  • 認証情報を含む可能性を考えて共有範囲を制限したか

インポート後に全シーンを順に確認し、復元できる範囲を確かめる

元データを上書きせず、『シーンコレクション→インポート』『プロファイル→インポート』に相当する機能で別名として読み込みます。すべてのシーンを順番に表示し、素材が見つからない警告、ブラウザーソース、音声メーター、映像機器、ホットキーを確認します。別PCでは機器名や素材パスが変わるため、表示されたから配信可能とは判断しません。

復元版で異常が出た場合は、その場で元の正常版を上書きせず、OBSメニューから以前のシーンコレクションとプロファイルに切り替えます。更新後だけ壊れるなら公式の既知問題とプラグイン対応を確認し、復元記録を添えてサポートに相談します。公式手順のない強制的な旧版化は行いません。

順番に進める

シーン・素材・プラグインを復元できる形で残す

  1. シーンコレクションとプロファイルを分かる名前で書き出す
  2. 配信画面、BGM、動画など外部素材を1か所に整理する
  3. 使用中のプラグイン名と入手先、設定を控える
  4. 外付け媒体またはクラウドに複製する
  5. 別フォルダーや別端末で読み込み、ソース切れを確認する
ここを確認

秘密情報を除き別環境で復元できるか

  • ストリームキーなどの秘密情報を共有していないか
  • 外部素材の絶対パスが変わっても復元できるか
  • プラグインが新しい環境に対応するか
  • 正常動作を確認した最新のバックアップを、上書きせず残しているか
失敗を避ける

一つのバックアップへ上書きし続けない

  • 設定ファイルだけ保存し素材を忘れる
  • OBS更新直前の状態を一つだけ残す
  • 壊れた設定を正常なバックアップに上書きする
  • 本番直前に移行して復元確認を省く
迷いやすい点

よくある質問

別のPCにも、そのまま設定を移せますか?

基本設定は移せますが、素材の保存場所、音声機器名、解像度、プラグインが違うと調整が必要です。本番前に全シーンを確認します。

配信キーもバックアップされますか?

保存範囲や接続方式によるため、バックアップに秘密情報が含まれる前提で安全に扱います。共有用ファイルには入れないでください。

01配信準備VTuber向けOBS初期設定|最初の配信前に確認すること映像・音声・配信先・録画・緊急画面を、配信事故を防ぐための順番で設定します。→02配信準備OBSで声やゲーム音が二重に聞こえるときの直し方同じ音を二重に取り込んでいないか、モニター出力が重なっていないか、スピーカーの音をマイクが拾っていないかを順に確認します。→03配信準備OBSで配信音が出ないときの切り分け方マイク、ゲーム音、モニター、配信先のどこで音が途切れているかを順番に確かめます。→