配信準備

OBS配信が途切れる・コマ落ちするときの原因の見分け方

回線、画面描画、エンコードのどこに問題があるかを分け、OBSの統計を見ながら一つずつ対処します。

先に結論OBSの統計で、ネットワークのドロップ、描画遅延、エンコード遅延のどれが増えているか確認します。回線なら接続とビットレート、描画ならGPU負荷、エンコードなら出力設定を優先して見直します。
配信画面と音声をモニターで調整する作業風景
まずはここだけ

この記事の3ポイント

01最初にすること

問題が出るゲームとモデルを動かした状態で統計を開く

✓確認ポイント

視聴者側だけでなくOBSの統計でも問題が出ているか

!避けたいこと

カクつきの原因をすべて回線だと思う

配信の途切れやコマ落ちは、回線で送れない状態、OBSが画面を描けない状態、エンコードが間に合わない状態を分けなければ直せません。画質を一気に下げると一時的に軽くなっても、原因が残り、次のゲームで再発します。問題が起きた時刻と、OBSの統計に増えた項目を最初に記録します。

配信先が推奨するビットレート、解像度、FPSは変更される可能性があります。YouTubeなど利用する配信先とOBSの現在の公式案内を確認し、範囲内で設定します。速度測定の一回の最大値だけで判断せず、本番の時間帯に上り速度が安定しているかを複数回確かめます。

OBSの統計で3種類の遅延を分ける

OBSの『表示→統計』に相当する画面を開き、ネットワークによるドロップ、レンダリング遅延、エンコード遅延のどれが増えるかを確認します。画面名や項目名は版で変わるため公式案内も参照します。テスト開始時の値を記録し、問題が起きた1分間で増えた項目だけを原因候補にします。

ネットワーク項目だけ増えるなら、有線接続、同じ回線を使うほかの端末の通信、VPN、配信ビットレートを確認します。レンダリングならゲームのFPS上限やGPUを使うモデル・ブラウザーソース、エンコードならエンコーダと出力負荷を見ます。変更前の『設定→出力』『設定→映像』を保存し、1項目変更して同じ場面を再現します。改善しなければ元の値に戻します。

  • 問題が起きた時刻と配信内容を記録する
  • 統計の増加項目をスクリーンショットまたはメモで残す
  • ゲーム、モデル、ブラウザーソースを一つずつ外して比較する
  • 録画だけでも落ちるか、配信時だけ落ちるかを分ける

同じ1分間を使って変更効果を判定する

負荷が高いゲーム場面、モデルの大きな動き、コメント表示など、再現しやすい1分間を決めます。基準設定で録画し、次にゲームFPSだけ、モデル表示だけ、出力解像度だけを順に変えます。結果は平均使用率だけでなく、統計のドロップ数と映像の見た目で比較します。

配信中に悪化した場合は、複数の詳細設定を変更せず、緊急用の軽いシーンに切り替えるか配信を終了します。終了後に設定バックアップから基準に戻し、ローカル録画で再現してから次の変更を試します。原因が配信先側の障害と疑われる場合は公式ステータスも確認します。

順番に進める

OBS統計から回線・描画・エンコードを分ける

  1. 問題が出るゲームとモデルを動かした状態で統計を開く
  2. ネットワーク・描画・エンコードのどの値が増えるか確認する
  3. 有線接続、バックグラウンドソフト、ゲームのフレーム上限を見直す
  4. 解像度またはフレームレートを一段下げて比較する
  5. 変更前後のログと短い録画を残し、改善した条件を固定する
ここを確認

配信・録画・GPU余力・回線条件を比較

  • 視聴者側だけでなくOBSの統計でも問題が出ているか
  • 配信と録画で同じ症状が出るか
  • ゲーム単体では問題なくてもGPUに余力があるか
  • 無線やVPNなど回線を不安定にする要素がないか
失敗を避ける

回線だけを疑わず設定を一つずつ比較する

  • カクつきの原因をすべて回線だと思う
  • 解像度・ビットレート・エンコーダを同時に変える
  • 軽いテスト画面だけで直ったと判断する
  • ゲームのフレームレートを無制限にする
外注を検討したい場面

統計とログを見ながら、負荷の発生場所を特定する

見た目が同じコマ落ちでも、回線とGPUでは直し方が異なります。実際に症状が出るゲームを動かし、統計やログを読める人と確認すれば、画質を必要以上に落とさず安定点を探せます。

途切れやコマ落ちの診断に対応する相談先と、問い合わせ時に用意する統計やログを確認できます。外部サービスへのリンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

配信のカクつき相談先を見る →
迷いやすい点

よくある質問

速度測定の結果が速ければ、回線に問題はありませんか?

瞬間的な速度が十分でも、無線干渉や経路の揺れで配信が途切れることがあります。配信中の統計と継続的な安定性を確認します。

録画は滑らかなのに、配信だけ止まるのはなぜですか?

ネットワーク側に原因がある可能性が高くなります。ドロップ率、有線接続、ビットレート、VPNやセキュリティソフトの影響を確認します。

配信設定を確認できる公式ガイド

01配信準備VTuber向けOBS初期設定|最初の配信前に確認すること映像・音声・配信先・録画・緊急画面を、配信事故を防ぐための順番で設定します。→02配信準備OBSで声やゲーム音が二重に聞こえるときの直し方同じ音を二重に取り込んでいないか、モニター出力が重なっていないか、スピーカーの音をマイクが拾っていないかを順に確認します。→03配信準備OBSで配信音が出ないときの切り分け方マイク、ゲーム音、モニター、配信先のどこで音が途切れているかを順番に確かめます。→