この記事の3ポイント
配信するゲームと解像度を決める
既存PCのCPU・GPU・メモリ
最低動作環境を推奨環境と混同する
VTuber配信では、ゲームだけでなくOBS、モデル表示、顔追跡、ブラウザー、通話、場合によっては録画を同時に動かします。ゲームの推奨環境を満たすPCでも、同時起動分の余力がなければ配信中にコマ落ちすることがあります。購入前は製品名だけでなく、CPU、GPU、メモリ、保存先、接続端子を型番まで確認します。
必要性能は配信内容で変わります。雑談と上半身Live2Dなら負荷を抑えやすい一方、重いゲーム、高解像度配信、高画質録画、3DやVRを重ねるほど余力が必要です。OBSが起動するという最低条件ではなく、本番と同じ構成を1時間動かしたときに、温度と使用率が安定するかを基準にします。
配信内容別に見るPC性能の目安
| 雑談+Live2D | OBS、トラッキング、ブラウザーを同時起動できることが基準です。16GBメモリを出発点に、GPUのハードウェアエンコード対応と実機テストを確認します。 |
|---|---|
| ゲーム配信 | ゲーム公式の推奨環境を満たしたうえで、OBSとモデルを動かす余力が必要です。ゲーム単体のベンチマークだけでなく、配信中のCPU・GPU使用率で判断します。 |
| ゲーム+高画質録画 | 配信と別に録画するなら、32GBメモリ、ハードウェアエンコード、書き込み速度と空き容量に余裕のあるSSDを候補にします。 |
| 3D・VR配信 | 使用する3DアプリやVR機器の推奨環境のうち、最も高い条件を基準にします。専用GPUだけでなく、接続端子、トラッキング機器、冷却も確認します。 |
活動別に必要な余力を見積もる
雑談配信ではOBS、モデル、ブラウザーを同時に開き、メモリ16GBを出発点として実際の使用量を確認します。ゲーム配信はゲーム公式の推奨環境に、OBSとモデル分の余力を加えます。配信と別に高画質録画する、動画編集も同じPCで行う、3DやVRを使う場合は、メモリ32GB、GPUのハードウェアエンコード、十分なSSD容量を候補として比較します。これらは一律の動作保証ではありません。
- 雑談:OBS・モデル・ブラウザーの同時起動
- ゲーム:ゲーム推奨環境に配信処理の余力を加える
- 録画:書き込み速度と1時間当たりの容量を確認する
- 3D・VR:利用ソフトと機器のうち最も厳しい要件を基準にする
販売ページで見落としやすい項目
同じGPU名でも、消費電力や冷却方式、ノートPC向けかデスクトップ向けかによって性能が異なります。映像出力端子がモニター数に足りるか、USB端子がカメラ、マイク、キャプチャーボードに足りるかも確認します。静かな雑談配信では、冷却ファンの音がマイクに入るため、騒音も選定条件です。
- CPU・GPUの正確な型番と世代
- メモリ容量と増設可否
- SSD容量、空きスロット、録画保存先
- USB・映像出力端子、電源容量、冷却方式
配信ゲームと同時起動ソフトからPCを選ぶ
- 配信するゲームと解像度を決める
- OBS・モデル・通話・ブラウザーの同時利用を想定する
- ハードウェアエンコード対応を確認する
- メモリと空き容量に余裕を持たせる
現在の性能・映像端子・増設余地を把握
- 既存PCのCPU・GPU・メモリ
- モニター数と端子
- 増設・冷却・騒音
最低動作環境や型番だけで性能を決めない
- 最低動作環境を推奨環境と混同する
- ノートPCの型番だけで判断する
- 配信テストを本番ゲームと別条件で行う
買い替える前に、現在のPCでできる構成を確認する
画質設定やエンコーダの変更で改善できる場合、PCを丸ごと買い替える必要はありません。型番、配信したいゲーム、目標画質を伝えて診断してもらうと過剰投資を避けられます。
買い替え前の調整から機材構成まで見てもらうなら、現在のPC情報をそろえ、対応できる相談先を比較すると選びやすくなります。外部サービスへのリンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。
配信環境の相談先を見る →よくある質問
ゲーミングPCなら必ず配信できますか?
ゲーム単体が動いても、配信とモデルを同時に動かす余力が必要です。具体的なゲームと設定で確認します。
メモリは多いほどよいですか?
メモリに余裕があると役立ちますが、CPU・GPU・ストレージとのバランスも重要です。用途を決めず一部だけ増やしても改善しないことがあります。







